Pachypodium — 種類図鑑
パキポディウム属の種類図鑑
人気ランキング・見分け方・おすすめ品種・価格相場完全ガイド
グラキリスをはじめ、恵比寿笑い・恵比寿大黒・ホロンベンセ・デンシフローラムなど、個性豊かな種類がそろうパキポディウム属。この記事では、人気種の特徴・見分け方・初心者におすすめの種類・価格相場まで、画像・カード・比較表を使ってわかりやすく解説します。
| 学名 | Pachypodium |
|---|---|
| 科・属 | キョウチクトウ科 パキポディウム属 |
| 原産地 | 主にマダガスカル、アフリカ南部・南部アフリカ |
| 生育型 | 多くは夏型。春〜秋に生育し、冬は落葉・休眠する種類が多い |
| 特徴 | 塊根・トゲ・花・樹形を楽しめるコーデックスの代表格 |
| 人気種 | グラキリス、恵比寿笑い、恵比寿大黒、ホロンベンセ、デンシフローラムなど |
| 耐寒性 | 種類によるが、10℃以上での管理が安心。南アフリカ系は比較的寒さに強い傾向 |
| 規制 | Pachypodium属はCITES対象。輸入株は正規流通の確認が重要 |
| 毒性 | ⚠️ 樹液に毒性あり。剪定や植え替え時は手袋推奨 |
パキポディウム属とは?塊根植物の中でも人気が高い理由

パキポディウム属は、マダガスカルやアフリカ南部・南部アフリカの乾燥地帯に自生するキョウチクトウ科の植物です。ぷっくり膨らむ塊根、力強いトゲ、個性的な枝ぶり、美しい花を楽しめることから、塊根植物・コーデックスの中でも特に人気の高いグループです。
特に日本では、丸い塊根が魅力のグラキリスを中心に人気が高まり、恵比寿笑い、恵比寿大黒、ホロンベンセ、デンシフローラム、マカイエンセなど、さまざまな種類が注目されています。
一方で、パキポディウム属は種類によって姿が大きく異なります。丸く育つもの、平たく育つもの、樹木のように伸びるもの、赤い花を咲かせる希少種などがあり、名前だけでは違いがわかりにくいこともあります。
魅力
塊根・トゲ・花
すべて楽しめる
花色
黄色・白・赤など
種類で異なる
樹形
丸型・扁平型
樹木型まで多彩
管理
強光・乾燥気味
冬は休眠管理
価格
普及種〜希少種まで
価格差が大きい
選び方
育てやすさ・形
花色で選ぶ
パキポディウム属が人気の理由

塊根の造形美
Caudex Form
丸く膨らむ株、岩のように平たい株、壺型の株など、種類や個体によって塊根の形が大きく異なります。

美しい花も楽しめる
Flowering
グラキリスやホロンベンセの黄色花、バロニーやウィンゾリーの赤花、ラメリーやゲアイーの白花など、種類ごとに花色も異なります。

コレクション性が高い
Collection
人気種から希少種まで幅広く、同じ種類でも個体差が大きい植物です。お気に入りの樹形や塊根を探す楽しみがあります。

自生地の環境を想像して育てる楽しさ
Habitat
乾燥地帯に適応した姿を観察しながら、光・風・水やりを調整していく栽培の面白さがあります。
アクベルパキポディウム属の魅力を最も象徴する人気種がグラキリスです。詳しい特徴や育て方はこちらで解説しています⬇︎⬇︎





パキポディウム以外にも人気の塊根植物は数多く存在します。コーデックス全体の魅力やおすすめ種類を知りたい方はこちらをご覧ください⬇︎⬇︎


パキポディウム属の種類一覧|代表種・人気種・希少種を図鑑形式で紹介


ここでは、国内で流通量が多い種類、検索需要の高い種類、図鑑記事として押さえておきたい代表種を中心に紹介します。すべてを同じ重さで扱うのではなく、読者が実際に探しやすい人気種を厚めに、希少種は補足的に整理しています。


グラキリス
Pachypodium rosulatum var. gracilius / パキポ人気No.1・丸型塊根の王道
丸くぷっくり膨らむ塊根が魅力の人気No.1種です。未発根現地球は発根管理が難しい一方、国内実生や発根済み株なら情報量も多く、初心者でも十分に挑戦しやすい種類です。パキポディウム属の魅力を最もわかりやすく味わえる代表種として、図鑑記事では最重要の種類です。
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ブレビカウレ(恵比寿笑い)
Pachypodium brevicaule / 扁平塊根の代表種
岩のように低く平たく育つ姿が魅力の人気種です。丸いグラキリスとは方向性がまったく異なり、浅鉢や和鉢に合わせると非常に雰囲気が出ます。成長は遅く過湿にもやや弱いため、最初は状態の良い発根済み株を選ぶのがおすすめです。
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恵比寿大黒
Pachypodium densiflorum × brevicaule などの園芸交配系 / 丸みと育てやすさを両立する人気交配系
ブレビカウレとデンシフローラムの系統を含む園芸交配系として流通する人気タイプです。原種名ではなく園芸流通名として扱うと誤解が少なくなります。丸みのある塊根と力強いトゲを楽しめ、グラキリスより育てやすい個体も多いため、初心者にも候補に入りやすい種類です。
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ホロンベンセ
Pachypodium horombense / 花も塊根も楽しみやすい黄花系
鮮やかな黄色い花と力強い株姿が魅力の種類です。グラキリスより生長を感じやすく、花も楽しみやすいため、初心者〜中級者におすすめしやすいパキポディウムです。塊根の迫力と開花の楽しさを両立したい方に向いています。
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デンシフローラム
Pachypodium densiflorum / 丈夫で花つきのよい黄花系
黄色い花を咲かせる代表的なパキポディウムです。比較的丈夫で育てやすく、流通量も多め。花つきの良さと管理のしやすさを考えると、初めてのパキポディウムとして非常に優秀です。
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ロスラーツム
Pachypodium rosulatum / グラキリスの近縁・比較されやすい基本系
グラキリスの母種にあたるロスラーツム系の代表種です。黄色い花を咲かせ、枝が伸びやすく樹木感のある姿になりやすい傾向があります。グラキリスとの違いを知るうえで欠かせない種類です。
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マカイエンセ
Pachypodium makayense / 荒々しい樹形が魅力のロスラーツム系
荒々しい塊根と枝ぶりが魅力のロスラーツム系パキポディウムです。丸く整ったグラキリスとは違い、自然味のある樹形を楽しめます。コレクションの幅を広げたい方におすすめです。
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エブレネウム
Pachypodium eburneum / ロスラーツム系の注目種
ロスラーツム系の中でも園芸的に注目される種類です。流通量は多くありませんが、グラキリスやロスラーツムに興味がある人が次に調べやすい種類として、図鑑記事では押さえておきたい存在です。
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イノピナツム
Pachypodium inopinatum / 希少な黄花系
流通量は多くありませんが、パキポディウムの希少種として名前が挙がる種類です。人気種だけでなくレア種も知りたい読者のために、図鑑記事では補足しておきたい種類です。
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エニグマチカム
Pachypodium enigmaticum / 比較的新しく知られる希少種
比較的新しく知られるようになった希少種です。流通量が少なく、独特の株姿からコレクター向けの種類として人気があります。入手時は名前や由来をよく確認したい植物です。
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バロニー
Pachypodium baronii / 赤花系の代表種
パキポディウム属では珍しい赤花を咲かせる希少種です。丸みのある塊根と鮮やかな花色でコレクター人気が高く、流通量は少なめです。希少種としての扱いにも注意し、由来の確かな株を選びたい種類です。
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ウィンゾリー
Pachypodium windsorii / 赤花系の希少種
赤花系の中でも特に人気の高い希少種です。力強い幹と鮮やかな赤花が魅力で、コレクション性は非常に高いです。以前はバロニー変種として扱われることもありましたが、現在は独立種として扱われる情報も確認しておきたい種類です。
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アンボンゲンセ
Pachypodium ambongense / 白〜淡黄花の希少種
白〜淡黄花を咲かせる希少なパキポディウムです。細長く立ち上がる株姿と上品な花が魅力で、流通量は少なめ。図鑑記事としては希少種の代表として押さえておきたい種類です。
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デカリー
Pachypodium decaryi / 白花系の希少種
白花を咲かせる希少なパキポディウムです。一般流通は多くありませんが、図鑑記事としては白花系の代表的な希少種として紹介しておきたい種類です。
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ラメリー
Pachypodium lamerei / 丈夫な樹木型の普及種
ホームセンターでも見かけることがある普及種です。生長が早く丈夫で、パキポディウムの基本管理を覚えるには向いています。ただし丸い塊根を楽しむタイプではないため、塊根植物らしさを重視する初心者にはグラキリス国内実生やホロンベンセの方が刺さりやすい場合があります。
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ゲアイー
Pachypodium geayi / 銀葉が美しい樹木型
銀白色を帯びた細長い葉が美しい樹木型のパキポディウムです。ラメリーに似ていますが、よりスマートで青白い印象があります。丈夫で育てやすく、初心者にもおすすめできます。日本に導入された際に付けられた和名=アアソウカイ(亜阿相界)とも呼ばれています。
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サキュレンタム
Pachypodium succulentum / 南アフリカ系の代表種
南アフリカ原産のパキポディウムです。地下部に塊根を作り、細い枝を伸ばして可憐な花を咲かせます。マダガスカル系より寒さに強い傾向があり、育てやすい種類です。
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ビスピノーサム
Pachypodium bispinosum / ピンク花の南アフリカ系
サキュレンタムと並ぶ南アフリカ系の代表種です。ピンク色の花が美しく、古くから愛培されています。比較的丈夫で、マダガスカル系とは違った雰囲気を楽しめます。
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サウンデルシー(白馬城)
Pachypodium saundersii / 丈夫で花も楽しめる普及種
白馬城の名前で流通することもある丈夫なパキポディウムです。白い花を楽しめ、比較的育てやすい種類です。丸い塊根系とは違う雰囲気ですが、入門種として候補に入ります。
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ナマクアナム(光堂)
Pachypodium namaquanum / 柱状に育つ個性派
光堂の名前でも知られる個性的なパキポディウムです。柱状に育つ独特の姿が魅力で、一般的なグラキリスやラメリーとはまったく違う存在感があります。やや玄人向けの種類です。
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ルテンベルギアナム
Pachypodium rutenbergianum / 大型樹木型
大型になる樹木型のパキポディウムです。丸い塊根を楽しむ種類とは方向性が異なりますが、パキポディウム属の多様性を説明するうえで重要な種類です。
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レアリー
Pachypodium lealii / 南部アフリカ系の樹木型
南部アフリカ系の樹木型パキポディウムです。日本での流通量は多くありませんが、属全体を扱う図鑑記事では補足しておきたい種類です。
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パキポディウム属の人気ランキングTOP22


ここでは、国内での人気・流通量・検索需要・コレクション性・初心者へのおすすめ度を総合して、パキポディウム属の人気ランキングを整理します。順位は「優劣」ではなく、これから種類を比較するための目安です。
| 順位 | 写真 | 種類 | 人気の理由 | 花色 | 株姿 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ![]() ![]() |
グラキリス | 検索需要・流通人気・塊根美・情報量のすべてが強い | 黄色 | 丸型・壺型 |
| 2位 | ![]() ![]() |
ブレビカウレ(恵比寿笑い) | 岩のような扁平塊根で圧倒的な個性がある | 黄色 | 扁平型 |
| 3位 | ![]() ![]() |
恵比寿大黒 | 塊根らしさ・人気・育てやすさのバランスが良い | 黄色 | 丸型・ずんぐり型 |
| 4位 | ![]() ![]() |
ホロンベンセ | 花が美しく、比較的育てやすく、株姿にも迫力がある | 黄色 | 縦長・大型 |
| 5位 | ![]() ![]() |
デンシフローラム | 丈夫で価格も比較的手頃、花も楽しみやすい | 黄色 | 縦長・低木型 |
| 6位 | ![]() ![]() |
マカイエンセ | 野性味のある株姿でコレクター人気がある | 淡黄〜白系 | 荒々しい塊根・枝ぶり |
| 7位 | ![]() ![]() |
ロスラーツム | グラキリスとの比較需要が高い | 黄色 | 枝が伸びやすい |
| 8位 | ![]() ![]() |
バロニー | 赤花パキポディウムとして検索需要が高い | 赤 | 塊根型 |
| 9位 | ![]() ![]() |
ウィンゾリー | 赤花系最高峰クラスの人気 | 赤 | 塊根型 |
| 10位 | ![]() ![]() |
ラメリー | 丈夫で入手しやすいが、丸い塊根の主役ではない | 白 | 樹木型 |
| 11位 | ![]() ![]() |
ゲアイー | 丈夫で育てやすい樹木型 | 白 | 樹木型 |
| 12位 | ![]() ![]() |
サキュレンタム | 寒さに比較的強く育てやすい | ピンク〜白 | 地下塊根型 |
| 13位 | ![]() ![]() |
ビスピノーサム | 南アフリカ系・ピンク花検索に重要 | ピンク | 地下塊根型 |
| 14位 | ![]() ![]() |
エブレネウム | ロスラーツム系の網羅性を高める重要種 | 黄色 | 低く太りやすい系統 |
| 15位 | ![]() ![]() |
サウンデルシー(白馬城) | 初心者向け・普及種として重要 | 白 | 塊根低木型 |
| 16位 | ![]() ![]() |
アンボンゲンセ | 白花系希少種として図鑑網羅性を高める | 白〜淡黄 | 立ち上がる樹形 |
| 17位 | ![]() ![]() |
エニグマチカム | 希少種としてコレクター検索需要あり | 黄色 | 希少塊根型 |
| 18位 | ![]() ![]() |
イノピナツム | 希少種・レア種検索を拾える | 黄色 | 塊根型 |
| 19位 | ![]() ![]() |
ナマクアナム(光堂) | 光堂としての検索需要がある個性派 | 赤〜橙系 | 柱状・個性派 |
| 20位 | ![]() ![]() |
デカリー | CITES上でも重要な希少種として押さえたい | 白 | 枝立ち型 |
| 21位 | ![]() ![]() |
ルテンベルギアナム | 大型樹木型の網羅性強化 | 白 | 大型樹木型 |
| 22位 | ![]() ![]() |
レアリー | 南部アフリカ系の網羅性強化 | 白 | 樹木型 |



ランキングでも1位となったグラキリスは、パキポディウム属を代表する人気種です。丸く膨らむ塊根と美しい樹形から「塊根植物の王様」とも呼ばれ、多くの愛好家を魅了しています。育て方や水やり、発根管理、価格相場、塊根を太らせるコツまで詳しく知りたい方は、こちらの完全ガイドをご覧ください⬇︎⬇︎


初心者におすすめのパキポディウムランキング


初心者向けランキングは、単純な丈夫さだけでなく、育成情報の豊富さ、入手しやすさ、価格帯、そして失敗しにくさを総合的に考慮して選定しています。
グラキリスは未発根現地球の発根管理こそ難しいものの、国内実生株や発根済み株であれば育成情報も豊富で、塊根植物ならではの魅力を存分に楽しめます。ここでは、これからパキポディウムを始める方でも挑戦しやすく、育てる楽しさを感じやすい種類を中心にランキング形式で紹介します。
















| 順位 | 種類 | 理由 | 初心者向け度 |
|---|---|---|---|
| 1位 | グラキリス | 国内実生・発根済み株なら情報量、人気、育てがい、塊根植物らしさのバランスが最も良い。未発根現地球は初心者向けではない。 | ★★★★★(国内実生・発根済み株) |
| 2位 | ホロンベンセ | 比較的丈夫で黄色い花も楽しみやすく、グラキリスより生長を感じやすい。 | ★★★★☆ |
| 3位 | デンシフローラム | 丈夫で価格も比較的手頃。花も楽しみやすく、初めての黄花系に向く。 | ★★★★★ |
| 4位 | 恵比寿大黒 | 塊根らしい丸みを楽しみやすく、園芸交配系として育てやすい個体も多い。 | ★★★★☆ |
| 5位 | サキュレンタム | 南アフリカ系で比較的寒さに強く、花も楽しめる。 | ★★★★☆ |
| 6位 | ビスピノーサム | 比較的丈夫で、ピンク花と南アフリカ系らしい枝姿を楽しめる。 | ★★★★☆ |
| 7位 | サウンデルシー(白馬城) | 丈夫で普及しやすく、価格も比較的手頃。 | ★★★★☆ |
| 8位 | ラメリー | 非常に丈夫で育てやすいが、丸い塊根を楽しむタイプではないため順位は下げる。 | ★★★★☆ |
| 9位 | ゲアイー | 丈夫で育てやすいが、塊根図鑑の主役というより樹木型の入門種。 | ★★★★☆ |
一目でわかるパキポディウム属の比較表
種類ごとの違いをざっくり比較すると、選び方がかなりわかりやすくなります。人気度だけでなく、育てやすさ・価格・花色・株姿もあわせて確認しておきましょう。
| 種類 | 人気度 | 難易度 | 初心者向け | 価格 | 花色 | 株姿 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| グラキリス | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★(国内実生・発根済み株) | 高め〜高額 | 黄色 | 丸型・壺型 |
| ブレビカウレ(恵比寿笑い) | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 高め | 黄色 | 扁平型 |
| 恵比寿大黒 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 中〜高 | 黄色 | 丸型・ずんぐり型 |
| ホロンベンセ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 中程度 | 黄色 | 縦長・大型 |
| デンシフローラム | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 手頃〜中 | 黄色 | 縦長・低木型 |
| ロスラーツム | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 中程度 | 黄色 | 枝が伸びやすい |
| マカイエンセ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 中〜高 | 淡黄〜白系 | 荒々しい塊根・枝ぶり |
| エブレネウム | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 中〜高 | 黄色 | 低く太りやすい系統 |
| イノピナツム | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 高め | 黄色 | 塊根型 |
| エニグマチカム | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 高価 | 黄色 | 希少塊根型 |
| バロニー | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 高め | 赤 | 塊根型 |
| ウィンゾリー | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 高価 | 赤 | 塊根型 |
| アンボンゲンセ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 高め | 白〜淡黄 | 立ち上がる樹形 |
| デカリー | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 高め | 白 | 枝立ち型 |
| ラメリー | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | 手頃 | 白 | 樹木型 |
| ゲアイー | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | 手頃 | 白 | 樹木型 |
| サキュレンタム | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 手頃〜中 | ピンク〜白 | 地下塊根型 |
| ビスピノーサム | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 手頃〜中 | ピンク | 地下塊根型 |
| サウンデルシー(白馬城) | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 手頃〜中 | 白 | 塊根低木型 |
| ナマクアナム(光堂) | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 中〜高 | 赤〜橙系 | 柱状・個性派 |
| ルテンベルギアナム | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 中程度 | 白 | 大型樹木型 |
| レアリー | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | 中程度 | 白 | 樹木型 |
花の色で選ぶパキポディウム属
パキポディウム属は塊根だけでなく、花も大きな魅力です。黄色・白・赤・ピンクなど、種類によって花色が異なるため、花を基準に選ぶのも楽しい方法です。
黄色い花を咲かせる種類








赤い花・白い花・ピンク花の種類








塊根の形で選ぶパキポディウム属
パキポディウム属は、種類によって塊根の形が大きく異なります。見た目の好みで選ぶなら、花色よりも塊根や樹形を基準にすると選びやすくなります。








グラキリスと人気種の違いを比較
パキポディウム属を調べる多くの方が最初に興味を持つのがグラキリスです。しかし、グラキリスと似た種類も多く、見分け方がわかりにくいことがあります。
グラキリスとロスラーツムの違い
グラキリスとロスラーツムは同じ「Pachypodium rosulatum」系統に分類される近縁種ですが、株姿や希少性、価格帯には明確な違いがあります。
どちらも人気の高い塊根植物ですが、丸く愛嬌のあるフォルムを楽しみたいならグラキリス、自然樹形に近い姿を楽しみたいならロスラーツムが向いています。購入前に両者の特徴を比較して、自分の好みに合ったタイプを選びましょう。







グラキリスはパキポディウムの中でも圧倒的な人気を誇る代表種です。丸く膨らむ塊根や独特の樹形に魅了される愛好家も多く、育成方法について知りたい方も少なくありません。グラキリスの特徴や育て方を詳しく知りたい方は、以下の完全ガイドもあわせてご覧ください⬇︎⬇︎


グラキリスとホロンベンセの違い
グラキリスとホロンベンセはどちらもマダガスカル原産の人気パキポディウムですが、株姿や生長の仕方には明確な違いがあります。グラキリスは丸く膨らんだ塊根が最大の魅力で、コンパクトな樹形を楽しめることから塊根植物の代表種として高い人気を誇ります。
一方のホロンベンセはやや縦長に生長しやすく、生育旺盛で迫力のある株姿や大きな黄色い花を楽しめるのが特徴です。どちらも魅力的な種類ですが、重視するポイントによって向いているタイプが異なるため、まずは特徴を比較してみましょう。




恵比寿笑いと恵比寿大黒の違い
パキポディウムの中でも特に混同されやすいのが「恵比寿笑い」と「恵比寿大黒」です。恵比寿笑いはブレビカウレの和名で、平たく広がる塊根と岩のような独特のフォルムが魅力です。
一方の恵比寿大黒は園芸交配から生まれた品種で、丸く膨らむ塊根と育てやすさから高い人気を誇ります。両者は見た目やルーツが大きく異なるため、特徴を比較しながら違いを確認してみましょう。




ラメリーとグアイーの違い
ラメリーとゲアイーは混同されることの多い近縁種ですが、葉色や樹形に注目すると見分けることができます。ラメリーは鮮やかな緑葉と太く力強い幹が特徴で、「パキポディウムらしい姿」を楽しみたい人に人気があります。
一方のゲアイーは銀白色の葉と青白い幹肌が美しく、より洗練された雰囲気を持つ種類です。育成難易度はどちらも低いため、最終的には見た目の好みで選ぶ人が多いでしょう。まずは両者の特徴を比較してみましょう。




パキポディウムとアデニウムの違い
塊根植物を代表する人気ジャンルとして、パキポディウムとアデニウムはよく比較されます。どちらも乾燥に強く、幹や根元が膨らむ独特の姿を持っていますが、パキポディウムはトゲや樹形を楽しむ「造形美の植物」、アデニウムは華やかな花と塊根を楽しむ「花も主役の植物」という違いがあります。
見た目や育成方法には共通点も多い一方で、それぞれ異なる魅力を持つため、自分の好みに合った種類を選ぶことが大切です。以下で両者の特徴を比較してみましょう。




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アデニウムは「砂漠のバラ」とも呼ばれ、塊根植物の魅力と華やかな花を同時に楽しめる人気種です。品種によって花色や樹形、塊根の膨らみ方が大きく異なり、コレクション性も非常に高い植物として知られています。アデニウムの種類や育て方、水やり、冬越し、花を咲かせるコツなどを詳しく知りたい方は、以下の完全ガイドをご覧ください⬇︎⬇︎


パキポディウム属の価格相場一覧


価格はサイズ・実生か現地球か・発根済みかどうかによって大きく変わります。特にグラキリスや赤花系は相場変動も大きいため、購入時は複数の販売店を比較するのがおすすめです。
| 種類 | 実生苗 | 発根済み株 | 大型株・希少株 |
|---|---|---|---|
| グラキリス | 2,000〜10,000円 | 10,000〜100,000円以上 | 数十万円以上も |
| 恵比寿笑い | 3,000〜15,000円 | 15,000〜100,000円以上 | 大型は高額 |
| 恵比寿大黒 | 2,000〜10,000円 | 10,000〜50,000円前後 | 大型は高額 |
| ホロンベンセ | 1,000〜5,000円 | 5,000〜30,000円前後 | 比較的手頃 |
| デンシフローラム | 1,000〜5,000円 | 5,000〜20,000円前後 | 比較的安定 |
| ラメリー・ゲアイー | 500〜3,000円 | 3,000〜10,000円前後 | 大型も比較的安価 |
| バロニー・ウィンゾリー | 流通少 | 高額 | 非常に高額 |
| 希少種・レア種 | 流通少 | 種類により高額 | 由来や状態で大きく変動 |
FAQ|パキポディウム属のよくある質問
園芸市場・検索需要ではグラキリスの人気が非常に高いです。丸い塊根、黄色い花、コレクション性の高さから、パキポディウム属の代表種として扱われます。
育てやすさを重視するならラメリーがおすすめです。生育が旺盛で丈夫なため、パキポディウムを初めて育てる方でも挑戦しやすい種類です。一方で、丸い塊根植物らしい姿を楽しみたい場合は、国内実生や発根済みのグラキリスも人気があります。
未発根現地球の発根管理が難しいためです。国内実生や発根済み株であれば、情報量も多く、初心者でも十分に挑戦しやすい種類です。
ラメリーは非常に丈夫で初心者向けです。ただし、丸い塊根を楽しむタイプではないため、塊根らしい造形を重視する場合は、グラキリス国内実生やホロンベンセなども候補になります。
別物として扱います。恵比寿笑いはブレビカウレ、恵比寿大黒はブレビカウレやデンシフローラムの系統を含む園芸交配系として流通することが多いです。
流通上はバロニー系・赤花系として説明されることがありますが、現在の学名データでは独立種として扱われる情報もあります。記事では赤花系の近縁・希少種として整理すると誤解が少なくなります。
パキポディウムはトゲと塊根の造形美、アデニウムは塊根と華やかな花を楽しむ植物です。どちらも夏型コーデックスとして人気があります。
王道はグラキリスです。丸みと育てやすさのバランスを考えるなら恵比寿大黒も候補になります。
ブレビカウレ、いわゆる恵比寿笑いが代表的です。岩のように低く広がる姿が魅力です。
ホロンベンセ、デンシフローラム、ロスラーツム、ラメリー、ゲアイーなどは花を楽しみやすい種類です。赤花を狙うならバロニーやウィンゾリーが候補です。
グラキリス、ブレビカウレ、バロニー、ウィンゾリー、状態の良い大型株や希少種は高額になりやすいです。
サキュレンタムやビスピノーサムは比較的寒さに強い傾向があり、環境が合えば育てやすい種類です。
育てられますが、日照不足になりやすいため植物育成LEDの併用がおすすめです。春〜秋は屋外の強光で締めて育てると株姿が崩れにくくなります。
低温と過湿を避けることが重要です。多くの種類は10℃以上を目安に、落葉後は水やりをかなり控えめにすると安全です。
発根済みか未発根か、国内実生か輸入株か、株の硬さ、根の状態、販売者の説明を確認しましょう。Pachypodium属はCITES対象を含むため、輸入株では正規流通かどうかも大切です。
まとめ|パキポディウム属は種類ごとの個性を楽しもう


パキポディウム属は、グラキリスをはじめとする丸い塊根タイプから、恵比寿笑いのような扁平型、ラメリーやゲアイーのような樹木型、バロニーやウィンゾリーのような赤花系まで、非常に多彩な魅力を持つ植物グループです。
最初の一株としては、国内実生や発根済みのグラキリス、ホロンベンセ、デンシフローラム、恵比寿大黒などがおすすめです。育てやすさだけを重視するならラメリーやゲアイーも良い選択肢ですが、塊根植物らしい魅力を味わいたいなら、丸い塊根を楽しめる種類から選ぶと満足度が高くなります。
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